伊予市のJR上灘駅 ワン・ニャン駅長活躍
「ようこそだワン! 楽しんでニャン」―。愛媛県伊予市双海町高岸のJR伊予上灘駅で、JR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」の利用客らをもてなすイヌの「駅長」とネコの「副駅長」が話題を呼んでいる。
17日午後、伊予上灘駅に「伊予灘ものがたり」の到着を知らせる音楽が流れる。ホームには、特製の帽子をかぶった駅長の「リセ」(雌、9歳)と副駅長の「トラ」(雌、1歳)の姿。降り立った乗客は次々とリセとトラのもとへ駆け寄り、頭をなでたり、抱っこしたりと、ふれ合いを楽しんだ。
2匹の飼い主である伊予市双海町上灘の無職北山博正さん(66)によると、駅で仲間と一緒に行っていた特産品販売にリセも連れて行っていたところ、観光客から「駅長になってほしい」という声が上がったのをきっかけに、リセは2015年10月ごろから「駅長」に就任。今年の春からはトラも加わった。